新しいものを買ってあげると言っているのに。

娘は七五三の時にたまたま気候が良くて、何だか楽しくなって髪を結ったまま、
着物を着たまま、ぽっくりを履いたまま走りまわった結果「着物はあつい」とイメージが付いてしまって、
浴衣すら「暑いからイヤ」と言うようになり、ずっと着ませんでした。

そんな娘が昨年、お友達に誘われ「浴衣を着てカラオケと花火大会に行く」と急に言ったので、私のを着せました。
その浴衣は私が中学生の頃にお店を何件も巡って反物を選び、母に仕立ててもらったものです。
その時に娘が履いた下駄は、私が勤め始めてからオーダーしたものです。

もちろん帯も私ので、「汚さないでよ」とお願いしたのを覚えています。
「あなたの浴衣を仕立ててもらおうか?」と聞いたのですが、「んー、いらない」と素気ない返事でした。

昨年だけのことかと思ったのですが、今年も「花火大会、浴衣で行こう」と約束しているそうです。
また、私の思い出の詰まった浴衣を着ていくそうです。